あごの骨に支柱を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法です。
骨に直接、歯の根となる支柱が埋まっているので、噛む力は本物の歯と同等に回復することができます。
ブリッジのように隣の歯を削る必要もありませんし、きちんとした治療とメンテナンスで長期間「自分の歯」としてお使いいただけます。
また、インプラントは取り外し式の入れ歯とは違い、針金がかかる歯に負担をかけることはありません。自分のもともとある歯は健康な状態で保つことができます。

インプラント治療の流れ

検査・治療計画・レントゲン・模型・CTなど

一人ひとりの口腔環境や骨の状態を確認し、治療計画を立てていきます。

予備治療

(むし歯・歯周病治療)

インプラント治療を行う歯以外にむし歯や歯周病があった場合、先に治療します。

一次手術

(インプラント埋入)

インプラントを骨に埋め込みます。消毒や抜歯を経てインプラントが骨と結合・定着するまで3〜6ヶ月ほど時間をあけます。

二次手術(アバットメント装着)

「アバットメント」と呼ばれる連結部分の装着を行います。

歯の作成と装着

最終的な冠を装着し、治療は終了です。

治療費のご案内(自由診療)

インプラント治療は自由診療のため、健康保険は適用外となります。
当院では、インプラント治療を以下の内容でご提供しております。

インプラント体の上に装着する被せ物(最終補綴物)が装着されるまでの費用

費用(1本あたり): 330,000円(税別)

費用の内訳

  • CT撮影およびその他必要な精密検査
  • インプラント手術(一般的な2回法)
  • インプラント体の上に装着する被せ物(最終補綴物)が装着されるまでの費用

上記の費用が含まれての金額となっております。

医療費控除について

インプラント治療は、確定申告を行うことで医療費控除の対象となります。

医療費控除の概要

医療費控除とは、1年間(1月1日〜12月31日)に支払った医療費の合計額が一定額を超える場合、その超えた金額を基に所得から控除を受けられ、結果として所得税や翌年度の住民税が軽減される制度です。

控除の対象となる費用

以下の費用が医療費控除の対象に含まれます。

  • インプラント治療費本体
  • 治療のための通院交通費(公共交通機関利用時。自家用車のガソリン代は対象外)
  • その他、治療に直接必要な費用

詳細について

  • 手続きには領収書が必要となりますので、大切に保管してください。
  • 医療費控除の具体的な適用条件や手続きについては、お近くの税務署または国税庁のウェブサイトでご確認ください。

当院のインプラントのシステムを表記

こじま歯科医院様が取り扱われているインプラントシステムの表記をするのはいかがでしょうか?
以前のページでは症例が入っていましたので症例でもよろしいかと存じます。その場合、治療期間や得られた効果、その方の場合考えられた副作用またはデメリットなども掲載する必要があります。ご検討ください。

インプラントをされた患者様のご感想

VOICE

治療中は緊張や不安もありましたが、院長先生をはじめスタッフの皆さんがやさしく声をかけてくださり、安心して治療でました。

1本1本大切にしていきたいと思います。ありがとうございました。

インプラントを取り入れて数か月、娘が「どう?やってみて」と問い掛けてきた。

私は「すごくいい!!やってよかった!!」と即答した。

入れ歯からインプラントになってから噛むときの感触が今迄とは全く違ってきて、ごはん(食事)がこんなにおいしく感じることが脳にビンビンきます。

心も前向きになってきました。今迄の煩わしい不快感、不潔になりがちであったことが改善した事などを考えたら決して高価なものではなく、価値があり、また有意義な行為であったと思っています。今思えばもっと早くやるべきであったと、また、もったいないことであるなと反省しています。ありがとうございました。

※上記のご感想はその方の感想であり全ての方に当てはまるわけではありません

院長のここだけの話

そんなことしゃべったらダメですよと言われますが、現在わたしの口の中には、4本のインプラントが入っています。

「えー、歯医者の先生が一」と思われるかもしれませんが、私とて子供の頃から歯科医師だったわけではありません。

子供の頃はむし歯が多く、いつも痛い思いと怖い思いをしていました。

歯学部に入ったころには、かなり悲惨な状態で、この年までインプラント4本ですんでいるのは奇跡に近いことで、自分が歯科医師だったからこそ出来たことだと思います。

そんなわけで、私は本当に身をもって歯が痛いつらさ、治療に対する恐怖心、噛めないことのつらさ、そして噛めるようになった喜びを理解しております。

それにしても、ちゃんとしたインプラントは良く噛めます。

私の実感です。

よくある質問

FAQ

インプラント治療は、どなたでも受けることができるのでしょうか?

 基本的に全身状態が良好な方であれば、多くの方が治療をお受けいただけます。しかしながら、特定の全身疾患をお持ちの方や、顎の骨の量が不足している方など、お口の状態によっては慎重な検討が必要となる場合があります。詳細な精密検査を通じて、患者様お一人おひとりに最適な治療計画をご提案させていただきます。

インプラント治療には、どのようなメリットがありますか?

インプラント治療には、主に以下の点において優れたメリットがあります。

適切な口腔ケアと定期的なメンテナンスにより、長期にわたる安定したご使用が期待できます。

  • 天然歯と区別がつかないほどの自然な見た目を再現し、高い審美性を実現します。
  • ご自身の歯とほぼ変わらない噛み心地が得られ、食事を心ゆくまでお楽しみいただけます。
  • ブリッジのように隣接する健康な歯を削る必要がなく、周囲の歯への負担を最小限に抑えられます。
  • 入れ歯のような異物感や、ずれる心配がほとんどなく、快適な口腔内環境を維持できます。

インプラント治療におけるデメリットや、事前に知っておくべきことはありますか?

インプラント治療には、いくつかの留意点もありますので、ご承知おきください。

  • 患者様の全身の健康状態や顎の骨の状態によっては、治療が適応外となる場合もあります。
  • 健康保険が適用されない自費診療となるため、費用は比較的高額になる傾向があります。
  • インプラント体を顎の骨に埋め込むための外科手術が必要になります。
  • 顎の骨とインプラント体が結合するまでの期間が必要なため、治療完了までに時間を要します。

インプラントは、どのくらい長持ちするものなのでしょうか?

インプラントを長く快適にお使いいただくためには、毎日の丁寧なセルフケアと、歯科医院での定期的な専門的メンテナンスがとても大切です。この二つをしっかり続けていただくことで、多くの方が10年以上、さらには20年以上と長期にわたり、インプラントを良い状態でご使用いただいています。

インプラントの耐久性は、患者様の口腔衛生状態や生活習慣にも影響されます。私たちは、インプラントを長持ちさせるための大切なパートナーとして、患者様とチームで協力して取り組んでいきたいと考えています。定期的なメンテナンスで私たちがお手伝いし、ご自宅でのケアは患者様にお願いすることで、一緒にインプラントを守っていきましょう。

治療が完了するまでには、どのくらいの期間を要しますか?

治療期間は、患者様の口腔内の状態や治療部位、選択される治療法によって異なりますが、目安としましては、インプラント体を埋入してから骨との結合期間を経て、最終的な人工歯が装着されるまでに、全体で3ヶ月から1年程度の期間を要することが一般的です。

手術中や手術後の痛みについて教えてください。

手術中は、局所麻酔を適切に行いますので、痛みを感じることはほとんどありません。手術後に麻酔が切れた際に、多少の腫れや軽い痛みが生じることがありますが、処方する鎮痛剤により十分に症状を管理できますのでご安心ください。

インプラント アイコン by Icons8